音を愛する富士通テンの企業風土 社員食堂がライブハウスに変身 (1/4ページ)

2013.12.21 10:00

富士通テンのライブハウス(上)は本格的な照明設備などを備え、社員食堂(下)が40分ほどで大変身する

富士通テンのライブハウス(上)は本格的な照明設備などを備え、社員食堂(下)が40分ほどで大変身する【拡大】

 カーナビなど車載機器メーカー、富士通テンは、本社(神戸市兵庫区)内にある社員食堂が年に2回、ライブハウスへと姿を変える。音楽好きの従業員が中心となり、「社内でも演奏したい」と要望したことがきっかけで実現した。車載用の音響機器製造で創業して以来、脈々と受け継がれている従業員の「音」と「音楽」に対する愛情やこだわりが結実している。ライブ照明まで備えた本格派だ。

 40分で早変わり

 社員食堂がある建物は昭和51年に完成。当初食堂は2階部分だけで、1階は修理などを担当するサービス部門の事務所だった。しかし、自動車産業の伸びに合わせて富士通テンの車載製品も急成長。本社で働く従業員が増えたことで、平成17年に1階も食堂に改装することとなった。

 それまで2階食堂では夏の納涼祭と10月の創立記念日に従業員向けのイベントを行っていたが、さすがに車載音響機器メーカーとあってか、バンドなど音楽活動をしている従業員が多く、「コンサートを開きたい」という要望が多く出たという。

アカペラグループなど、ジャンル、顔ぶれともに多彩

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