インターネットで注文するとスーパーマーケットなどの生鮮食料品や日用品が自宅に届く「ネットスーパー」。外出がままならない小さな子供のいる主婦や、重い商品を運ぶのが大変な高齢者らに好評だ。注文したその日のうちに届けてくれたり、ブランド雑貨や「デパ地下スイーツ」も注文できるなど、さまざまなサービスが充実。ネットスーパーと店舗型スーパー、それぞれの長所短所を見極めた上で使い分けることが、買い物上手への近道となりそうだ。(横山由紀子)
5歳の双子と1歳児を子育て中の大阪府箕面市内の主婦(35)は、週に2回ほど、ネットスーパー「阪急キッチンエール」(大阪府吹田市)を利用している。ジャガイモやニンジンなどの「カット野菜セット」や、レシピと材料がそろった「お料理セット」、冷凍食品などを注文する。「子供の世話や幼稚園の送迎、家事もあり、時間に追われ、買い物に出かける時間がない。ネットスーパーのおかげで買い物の時間が短縮できる上、無駄な買い物も減りました」と話す。