特許・知的財産に関する最新情報やサービスを紹介する日本最大の専門見本市「2015特許・情報フェア&コンファレンス」(主催・フジサンケイビジネスアイ、産経新聞社など)が4日、東京都千代田区の科学技術館で開幕した。6日まで。会場には企業の知財担当者らが訪れ、約90社・機関の展示を熱心に見入っていた。
NRIサイバーパテントは、中小特許事務所向けの業務管理システム「ナビオフィサーN」を出品した。スケジュール管理や書類作成など、各業務をワンストップで効率的に進めることができる。知的財産情報サービス事業部営業グループの赤羽真市郎チームマネージャーは「従来の半額以下で導入することができる。大手から中小まで幅広く利用してほしい」と話した。発明推進協会は外国向け業務での知財管理マニュアルを紹介している。知的財産情報サービスグループ市場開発チームの高橋一仁主事は「知財担当者の実務を効果的にサポートする」とアピールした。