日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日発表した2016年度の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が新モデル投入などが奏功して前年比44.3%増の22万5066台となり、5年ぶりに首位を奪還した。上位10車種のうち軽が5車種を占め、燃費に優れるHVも目立った。
2位はホンダの軽自動車「N-BOX」で、11.4%増の19万2369台。15年度に首位だったトヨタのHV「アクア」は19.1%減の15万5566台で3位に落ちた。
4位以下はダイハツの軽「タント」、トヨタのミニバン「シエンタ」、日産「ノート」が続いた。
■2016年度の新車販売ランキング(◎は軽)
(1)プリウス[トヨタ] 22万5066台
(2)N-BOX◎[ホンダ] 19万2369台
(3)アクア[トヨタ] 15万5566台
(4)タント◎[ダイハツ] 14万8727台
(5)シエンタ[トヨタ] 12万7392台
(6)ノート[日産] 12万3938台
(7)ムーヴ◎[ダイハツ] 11万5177台
(8)デイズ◎[日産] 10万3193台
(9)フィット[ホンダ] 9万8923台
(10)アルト◎[スズキ] 9万6043台