ローソンが中国進出20周年、玉塚会長と竹増社長が上海で会見

2016.7.18 20:28

買い物客でにぎわう上海市内のローソンの店舗=18日、中国・上海市(永田岳彦撮影)
買い物客でにぎわう上海市内のローソンの店舗=18日、中国・上海市(永田岳彦撮影)【拡大】

  • 海外戦略について説明するローソンの竹増貞信社長=18日、中国・上海市(永田岳彦撮影)

 【上海=永田岳彦】コンビニエンスストア大手のローソンは18日、中国進出20周年となるのを記念し、玉塚元一会長最高経営責任者(CEO(54)と竹増貞信社長最高執行責任者(COO)(46)が中国・上海市で記者会見を行った。人口増や経済成長が見込める中国を中心に海外進出を加速させる考えだ。国内市場は少子高齢化に伴う人口減少が進む中、店舗数が5万5千店を超え、マーケットの飽和飽和や縮小が予想され、コンビニ各社の競争は国内に加え、海外でも熱を帯びてきそうだ。

 竹増社長は「2020年までに海外は3千~5千店、中国では2千店~3千店を目指す」と意気込みを述べた。

 ローソンによると、同社は中国に1996年7月19日に日本のコンビニチェーンとして初めて出店した。上海、北京など4都市に750店(今年6月末時点)、海外では中国やインドネシア、タイなど5カ国に865店を出店している。

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