出光興産と昭和シェル石油、統合ずれ込む 想定よりも公取委審査に遅れ

2016.6.18 07:06

 経営統合予定の出光興産と昭和シェル石油は17日、早ければ今年10月としていた統合時期を来年4月にすると発表した。公正取引委員会の審査が想定より時間がかかっているため。出光が昭シェル株33.3%を、昭シェルの親会社である英蘭系石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェルから取得する時期も、今年前半から今年9月にずれ込む。

 出光と昭シェルは昨年7月に経営統合を決め、統合に向けた公取の審査を受けている。現在、出光がシェルから昭シェル株を取得することに関する審査が進められているが、当初はこの審査が6月までに終わり、出光が昭シェル株を取得する予定だった。

 ただ、昨年12月にJXホールディングスと東燃ゼネラル石油が経営統合で基本合意したことで、公取の審査が煩雑化し、遅れが出ているとみられる。

 出光は審査結果が出た後、9月中に昭シェル株を取得する予定。

 その後、出光と昭シェルは臨時株主総会を開き、経営統合に向けた手続きを進める。

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