すき家のゼンショーが黒字転換、松屋フーズは増益 牛丼2社の業績復調

2016.5.12 18:51

 3月期決算の牛丼チェーン大手2社の昨年度連結決算が12日、出そろった。「すき家」を運営するゼンショーホールディングスは最終損益が40億円の黒字(前期は111億円の赤字)に転換し、松屋フーズも最終利益が前期比2.5倍の16億円に増加した。両社とも季節限定商品の販売好調などで復調した。

 ゼンショーは売上高が前期比2.7%増の5257億円、本業のもうけを示す営業利益は約4.8倍の121億円。丹羽清彦グループ財経本部長は「すき家の深夜営業再開や食材ロスの改善が、営業利益を押し上げた」と説明した。同時に発表した中期経営計画では今後3年間でグループ全体で550店の新規出店を目指すことも明らかにした。

 一方、松屋フーズは売上高が前期比3.5%増の839億円、営業利益は71.8%増の36億円だった。比較的単価の高い定食類の販売が好調だったことが寄与した。

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