ソニー、音楽出版の収益強化 米ソニーATVを完全子会社化 (1/2ページ)

2016.3.16 06:10

 ソニーは15日、音楽出版最大手の米子会社、ソニーATVミュージックパブリッシングを完全子会社化すると発表した。ソニーATVに折半出資する米人気歌手のマイケル・ジャクソン氏(故人)の遺産管理財団の持ち分を7億5000万ドル(約840億円)で取得する。

 音楽CDの販売や楽曲のダウンロード数は減少傾向だが、定額音楽配信サービスが普及していることなどから、音楽出版は安定収益が見込めると判断した。

 最終契約を今月末までに結ぶ予定。監督官庁などの承認を経て、ソニーの米国子会社の完全子会社にする。2016年3月期の連結業績への影響は軽微としている。

 ソニーATVは、ソニー米子会社とジャクソン氏が1995年に折半出資で設立した。ビートルズをはじめ、レディー・ガガ、テイラー・スウィフトなど約200万曲の楽曲著作権を管理する。

ソニーとジャクソン氏の遺産管理財団は「バイセル取引」契約を締結

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