2016.2.25 11:21
流通大手のイオンが3月から東京、千葉、神奈川の1都2県で展開する総合スーパー(GMS)で、早朝営業を見直すことが25日、わかった。午前7時の食品売り場の開業を午前8時にして営業時間を1時間短縮する。
1都2県のGMS64店のうち42店が対象。24時間営業の店舗は残るが午前7時の早朝開業の店はほぼなくなる見込みだ。
同社は東日本大震災後、企業や自治体が「サマータイム」を導入したことを受け、平成24年に夏季限定で開業時間を午前7時に前倒しした。当初は好評だったが、生鮮食品などでもコンビニエンスストアなどとの競争が激化。顧客の利用も減ったため、見直しが必要と判断した。