ビッグデータとAI活用しアプリ収益化 メタップス・佐藤航陽CEO (1/2ページ)

2015.12.7 05:43

 スマートフォンが世界で急速に普及している。米IDCの調べによると、世界のスマホの年間出荷台数は14億台超で、2019年には19億台に達すると予測している。それに伴い多くのアプリが開発されているが、60%が赤字という調査結果もあり、ビジネスとしての実態は厳しい。アプリの収益化プラットホームを運営しているメタップスの佐藤航陽最高経営責任者(CEO)は「ビッグデータと人工知能(AI)を活用し、あらゆるビジネスの自動化と効率化を進める」と話す。

 --事業内容は

 「スマホアプリは数十億円の利益を上げている会社も一部にあるが、赤字で困っている場合が多い。このため運用者に対して、アプリへの集客、分析、収益化まで幅広く必要なノウハウを提供している」

 --具体的な運用は

 「当社がこれまでに収集している約2億人分のアプリユーザーのデータを、AIを活用し、効率的なマーケティングをしている。例えば、無料ユーザーは増えたが利益が出ないというアプリ事業者がクライアントの場合、これから課金に移行しそうなユーザーを抽出し、最適な広告出稿の提案をする。蓄積されたデータから将来の売り上げやユーザー動向を予測し、今後の展開についてのマーケティング支援からコンサルティングも行う。累計で20億ダウンロードの導入実績がある」

スマホの普及に伴い11年から海外展開を本格化した

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