ダイソン、ロボット掃除機「360アイ」発売 53億円かけて開発

2015.10.21 15:30

ダイソンが発売するロボット掃除機「ダイソン360アイ」=21日、東京都千代田区(宇野貴文撮影)

ダイソンが発売するロボット掃除機「ダイソン360アイ」=21日、東京都千代田区(宇野貴文撮影)【拡大】

 英家電大手のダイソンは21日、ロボット掃除機「ダイソン 360アイ」を23日に世界に先駆けて東京・表参道の旗艦店で発売すると発表した。26日からは全国の量販店65店舗限定で順次販売する。日本の掃除機市場では、米アイロボットも今月から「ルンバ」の新製品を販売しており、競争が過熱しそうだ。

 360アイは、ダイソンが17年にわたり、2800万ポンド(約53億円)かけて開発。最大で毎秒30コマ撮影できる高性能カメラで、周囲の環境を360度把握。室内の詳細な間取りと自らの位置を検知し、赤外線センサーで障害物を巧みによけ、効率的に掃除する。

 毎分最大7万8千回転するモーターを搭載し、高い吸引力を実現。人間の髪の太さよりも細かい0・5ミクロンの粒子まで捕える。専用アプリ(応用ソフト)を使えば、スマートフォンやタブレットで掃除のスケジュールを設定し、外出先からでも操作できる。

 リチウムイオン電池で連続約45分稼働し、バッテリー残量が少なくなると、自動的に充電ドックへ移動して充電する仕組みだ。

 店頭参考価格は13万8千円(税別)。

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