2D(平面)から3D立体視へ、そしてVR(仮想空間)へと進化している映像コンテンツの世界。安価なVRヘッドマウントディスプレイの普及もあって、個人や集団が独創性を持ったアイデアや技術を乗せて、VRを使った新時代のエンターテインメントやサービスを生み出そうとしている。
4月25日と26日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれたイベント「ニコニコ超会議2015」の会場に、画期的な発想や最先端のテクノロジーが盛り込まれていながら、楽しく遊べて笑いも浮かぶユニークな発明品が大集合したスペースが登場した。ここに「東京オッキューランド(仮)」というコーナー名で、VRを使った数々の発明品が展開された。
“未来の普通の遊園地“というキャッチフレーズが付けられたコーナーには、乗馬運動を再現するフィットネス機器と、VRヘッドマウントディスプレイを組み合わせ、居ながらにして草原を馬で進んでいく装置、VRヘッドマウントディスプレイを装着してベッドに寝ると、架空のキャラクターが添い寝してくれる装置などが登場して、体験を希望する人の行列ができていた。