米国では、王将定番の人気メニューの焼き餃子やラーメンを提供するほか、餃子のあんに、コンビーフやチーズなど欧米の人が食べ慣れた食材を使った料理も加えたい考えだ。
王将は「異文化に寛容で、(ビジネス)ルールが確立している米国に進出する意義は大きい」(首脳)とし、海外事業のノウハウを蓄積していく。
一方、日本国内では、一部店舗で提供しているトルコ料理のケバブやチーズをのせたイタリアン風焼きそばといったメニューを来年以降、全店に拡大していく。急増している訪日外国人の来店を促すほか、女性客の呼び込みも図る。