この人気をみて求人情報サイト「FromA navi」を運営するリクルートジョブズも同氏ら複数のユーチューバーを起用した動画の配信を始めた。
同氏も「自主的に制作するだけでなく、プロデュースの仕事も引き受けるなどビジネスとして軌道に乗ってきており、収入も安定している」と話す。
クリエーターに仕事の紹介などを行うクリーク・アンド・リバー社は、トップユーチューバーを育て、クライアントに売り込む事業を強化している。執行役員の石丸修氏は「不特定多数に向けたテレビCMと比べトップユーチューバーの作品を見る属性はある程度絞られる。しかも動画制作費が1本10万円程度から対応可能なので、何千回、何万回の再生になれば相当な販売促進につながる」と分析。「大企業はもとより中堅・中小企業に活用してほしい」と訴える。
640億円市場に
インターネット広告代理店事業を手がけるオプト(東京都千代田区)は、スポーツや料理などのハウツーに絞った動画を制作・配信し、閲覧者がそのやり方などを学べるサービス「ビエボ!(beable!)」を昨年11月に開始した。