ソニーマーケティングは2日、会員制サイト「マイソニークラブ」(会員数約800万人)で第三者のなりすましによる不正アクセスが発生し、総額約75万3千円相当のポイントが勝手に使用されたと発表した。再発防止に向け、会員にパスワード変更などを呼びかけている。
サイトでは新製品情報のほか、商品購入で貯まったポイントをゲームや音楽をダウンロードする際の代金に交換できるサービスなどを提供している。
不正アクセスは4月19~29日に行われ、会員273人分のメールアドレスがポイント交換に使用された。サイバー攻撃などの形跡はなく、第三者が何らかの方法で会員のアドレスやパスワードを不正に入手した可能性があるという。
同社は被害にあった会員にポイントを返還するとともに、警察に被害届を提出する方針だ。