ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が昨年末に発売した据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」の世界販売台数が700万台を突破した。豊富なソフトや、他の利用者とプレー中の動画を共有できる機能などが支持されている。一方、米マイクロソフト(MS)の「Xbox One(エックスボックス・ワン)」も500万台を突破しており、販売競争がヒートアップしている。
SCEは昨年11月、PS4を米国を皮切りに投入し、現在、欧州や日本など72の国・地域で販売している。今年2月に計画より1カ月以上早く500万台を販売していたが、今月17日、700万台を達成したと発表した。旧型のPS3を大きく上回る販売ペースになっている。
PS4はソフトを開発しやすくしたことで豊富なラインアップがそろい、コアゲーマーと呼ばれるファンらに支持された。
さらに、コントローラーの「シェア」ボタンを押せばプレイしたゲームの映像を交流サイトに掲載できる機能や、自分の姿や表情を撮影してインターネット上で生中継できる機能などを備えており、人気を集めているという。