ヤマハ発動機は10日、高齢者向けの電動アシスト付き車椅子「JWスウィング」を6月10日から発売すると発表した。電動アシスト付き自転車「パス」の技術を車椅子に応用した。
スピードに合わせてアシスト力が変わる仕組み。JWスウィングは、手動式と完全な電動式との間に位置し、腕の力や握力などを維持しつつ、行動範囲を広げてもらうのが狙い。主に介護保険でレンタルされることを目的に開発した。
重さは23.9キロと、一般的な電動式に比べ、約4キロ軽い。介助者が楽に持ち運べるよう折りたたみ式とした。価格は36万3000円からで、年200台の販売を計画している。