京大など、幹細胞搬送容器を開発 再生医療実用化へ一歩

2014.2.25 06:10

間葉系幹細胞に特化した搬送容器

間葉系幹細胞に特化した搬送容器【拡大】

 京都大学は24日、医療機器メーカーなど14社と共同で、骨や心筋などの再生医療に使われる間葉系幹細胞に特化した搬送容器を開発したと発表した。幹細胞は温度変化や衝撃の影響を受けやすく、輸送品質の確保が課題だったが、容器開発で再生医療の実用化へ一歩近づく。

 容器は、ウイルスや細菌の侵入を防ぐため、密封バッグを振動吸収材入りの容器に入れて密封する二重密封構造とした。開発には、京大のほか、医療機器開発製造のジェイ・エム・エス、三菱ガス化学、段ボール製造の秦永ダンボール(神奈川県伊勢原市)、蓄熱材製造の玉井化成(北海道小樽市)などが参加した。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!