小保方晴子さんの影響で注目が集まっている白いかっぽう着=5日午前、大阪市北区【拡大】
万能細胞「STAP細胞」を開発した理化学研究所(神戸市)の研究ユニットリーダー、小保方晴子さん(30)が研究の際に着用している「白いかっぽう着」が注目を集めている。新聞やテレビで小保方さんのかっぽう着姿が報じられて以来、百貨店などでは問い合わせが急増、ネットショップでは売れ行きが3倍に。「これを機にかっぽう着の良さが見直されれば」と関係者は期待している。(木村郁子)
阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)では、中高年女性を中心に「白いかっぽう着はありますか」という問い合わせが相次いでいる。だが同店では、プレゼント用として需要のあるベージュ色や小花柄などのしゃれたかっぽう着はそろえているものの、白は扱っていない。「エプロンに押されかっぽう着そのものの取り扱いが縮小気味でした。これまで白に関しては問い合わせすらなかったのですが…」と担当者も驚く。