NTT公衆電話、通話料20年ぶり値上げ 10円で「57.5秒」 (1/2ページ)

2013.12.17 06:30

公衆電話の10円当たりの市内通話時間

公衆電話の10円当たりの市内通話時間【拡大】

 NTTは2014年4月1日の消費税増税に対応し、公衆電話の市内(区域内)通話料金を、現在の1分10円から、57.5秒10円に2.5秒分値上げする方針を固めた。

 市外(区域外)通話時間も0.5~2.5秒短縮し値上げする。公衆電話の市内通話料金が値上げされるのは1994年4月以来20年ぶりとなる。来年1月にも、NTT東日本とNTT西日本が総務省に料金改定の届け出を行う。

 鵜浦博夫NTT社長は11月の決算会見で、消費増税を転嫁するのに1円単位で値上げするのは利便性や設備改修などの面から困難なため、通話時間を短縮する可能性を示唆していた。

 NTTは公衆電話の市内通話の料金を、93年10月に3分10円から1分30秒10円に、94年4月に1分10円に値上げした。

消費税が8%になれば市内通話にも増税分を転嫁せざるをえないと判断

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