自動車業界団体が5日発表した11月の車名別新車販売で、ホンダの小型車「フィット」が2カ月連続での首位となった。販売台数は2万6235台と、好成績だった前月よりさらに2954台増やした。新型フィット発売前まで首位争いをしていたトヨタ自動車の「アクア」は5位に後退した。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表によると、2位はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」で、台数は2万706台。3位はホンダの「N BOX」、4位はダイハツの「タント」と軽自動車が1万9千台超で続いた。
「アクア」が5位に後退したのは、ガソリン1リットル当たりの燃費性能を37.0キロとし、フィットを逆転した一部改良モデルを今月2日から発売したことによる買い控えや販売調整の影響とみられる。