アウトドアスポーツを楽しんでいるシーンを自分の目線で撮影できる「アクションカメラ」の売れ行きが伸びている。
サイクリング中の風景やサーフィンの波乗りのシーンを交流サイト(SNS)に投稿して、生中継のように伝えられることから人気に火が付いた。電機各社は従来のビデオカメラにない魅力をアピールし、ユーザーの囲い込みを競っている。
パナソニックは1日、「HX-A100」(想定価格約3万円)を発売し、後発ながらもアクションカメラの分野に参入。
本体から分離したカメラ部分を付属のフックで耳などにかけ、手元で本体を操作できるのが特徴。公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を活用して「Ustream(ユーストリーム)」などの動画配信サイトに投稿すれば、友人らと「リアルタイムで感動を共有できる」という。年間1万2000台の販売を計画している。