2013.2.21 07:00
スマホ画面に表示される店員の特売情報。クックパッドは献立作りの支援策として提案している【拡大】
食品スーパーの店員が自らスマートフォン(高機能携帯電話)を操作し、特売品などのお薦め情報を消費者に届ける-。
そのサービスを提供するのが、料理レシピ(調理法)の投稿・検索サイトを運営するクックパッド(東京都港区)。店舗と買い物客の接点を広げる販促手段として食品系の小売業界に広めたい考えだ。
同社は、1998年から料理レシピの検索・投稿ウェブサイト「kitchen@coin」(現クックパッド)を運営し、月間利用者数が2000万人以上に達する買い物支援手段に育て上げた。今回のスーパーとの連携事業は、その強化策だ。
すでに昨年10月、ニフティやサンケイリビング新聞社などが共同で提供する主婦向けチラシ情報サービス「シュフモ」と連携。シュフモに登録された約9300店舗分のチラシ情報をクックパッドのサイト上で閲覧できるようにした。