平成23年に鳴り物入りで発売したソニーの携帯ゲーム機「PSヴィータ」だが、世代交代の道は遠い【拡大】
こうした中で、バイオハザードや逆転裁判シリーズなど、多数のヒット作を抱えるソフトメーカー大手カプコンは、看板タイトルのひとつ「モンスターハンター」シリーズの続編についてこう答えた。
「脱プレステ」事実上の追認
「PS(ソニーのゲーム機プレイステーションシリーズ)向けは最近、手がけていませんよ」
同社の最新作「モンスターハンター4」は、3DS向けに来年夏の発売を予定しているが、PSヴィータやプレイステーション(PS)3など、SCEのゲーム機向けへのアナウンスはなされていない。ファンの間でささやかれた「ソニー向けの発売はない」という情報を、事実上追認した形だ。
16年に発売されたモンスターハンターシリーズは、家庭用ゲーム機、プレイステーション(PS)2や携帯ゲーム機、プレイステーション・ポータブル(PSP)向けで人気ソフトに成長。21年に任天堂の家庭用ゲーム機Wii用が、23年に3DS用が発売され、近年は任天堂ハードへの供給が中心となっている。