2012.12.13 07:25
シンガポールの1号店「大阪王将ラッフルズシティ店」【拡大】
外食事業を手がけるイートアンドは、中華料理チェーン「大阪王将」のアジア進出を加速する。11月29日には上海とシンガポールに1号店、香港に4号店を出店。いずれも好調な滑り出しを見せている。
中でも、シンガポールの中心部であるシティエリアに出店した「大阪王将 ラッフルズシティ店」は、地下鉄のシティホール駅直結の商業施設内という抜群の立地と、「日本」を前面に打ち出したイメージ戦略が奏功し予想を上回る利益を計上した。同店を運営する現地企業は、1カ月に20万シンガポールドル(約1350万円)の売り上げを目指している。
同社は、「大阪王将」の海外店舗のイメージ戦略として“ジャパン・ビューティー”を掲げ、メニューや内装に日本の伝統や文化を取り入れている。海外で人気の和食を、日本の定食形式で提供するなどの特色を持たせ、「大阪王将」のブランド力の向上と事業拡大を図る。