--100万円を割り込む価格帯からの設定だ
「99万8000円から128万8000円というのは、他の競合コンパクト車よりも10万円程度安い。その上、軽自動車とも十分に競合できる。低燃費のため、エコカー減税制度で、自動車取得税、重量税は免税になり、製品ライフのコストでみれば、軽自動車に肉薄する。高速道路を走れば、軽自動車では音もうるさいが、ミラージュならそういったことはない。安全面でも軽よりもよいことを訴えられる。軽自動車に流れたかつての三菱ユーザーを、ミラージュで取り戻したい」
--コンパクト車ユーザーでは女性も多い
「ユーザーの半分を女性と考えており、そのためのカラーラインナップ8色だ。そのうち3つが新色で、新型車でこういった取り組みは少ない。『カシスパープルメタリック』という紫はミラージュでは、日本にしか設定していないし、あまり日本ではクルマでは見ない色だ。男性目線では『どうかな』という面もあったが、女性からは圧倒的な支持を得ている」