アシックスとミズノ、野球ブランド相次ぎ統一 高品質だけでは戦えぬ現状 (1/2ページ)

2012.7.5 05:00

ミズノランバードのグラブを使用する東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手

ミズノランバードのグラブを使用する東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手【拡大】

 スポーツ用品大手のアシックスとミズノが今年、野球用品のブランドの統一や名称変更に相次ぎ踏み切る。国内の野球用品市場は少子化で縮小傾向にある一方、海外の大手メーカーが本格参入し競合が激化。両社はブランド統一などを通じて、販促コストを削減し、アジアなど海外展開を強化し生き残りを図る。

 アシックスは現在、グラブやバットなどでは1976年からライセンス契約を結ぶ米ローリングス(ミズーリ州)の「ローリングス」を、靴では自社ブランドの「アシックス」を展開。このうちローリングスとのライセンス契約を今年末で終え、アシックスブランドに統一する。

 近年はアシックスブランドの認知度が高まったと判断した。11月からは靴に加え、アシックスブランドのグラブやバットなども順次展開する方針。韓国などアジアへの販売も拡大する。

 ミズノは、9月から発売するグラブなどの野球用品のブランド名を現在の「ミズノランバード」から「ランバード」に変更する。来年はミズノが野球のグラブをつくり始めて100周年にあたり、これを機に改める。

イチロー選手や松井秀喜選手が使用

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