【株主総会ライブ】ソフトバンク(5)「自然エネルギー事業は本業ではないが日本を救う」 “孫敬株主”も登場 (1/3ページ)

2012.6.22 13:00

ソフトバンクの株主総会会場には朝からたくさんの人が訪れていた=22日午前、東京国際フォーラム(三尾郁恵撮影)

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(4)「世界の人々から最も必要とされる企業に」 に戻る

 《約1時間30分の孫正義社長の説明が終わり、ようやく株主からの質問に移る》

 孫社長「応援演説もありがたいんですが、なるべく短めにお願いします。ご発言いかがでしょうか」

 男性株主「尊敬する孫様とお話できるということでうかがいました。創業当時から最も苦労したのはなんでしょうか」

 孫社長「なんと言ってもヤフーBBを始めたときでした。朝も昼も夜も土日もない、ゴルフも封印して、毎晩夜の2、3時まで仕事して、夏休みも正月もなく、集中して仕事をしました。どん底の大赤字1000億円を超える規模でした。ただ、精神的にはこのときでなくて、創業間もないとき私が肝臓をわずらって、肝硬変直前まで行って、病院に出たり入ったりを3年ぐらいして、まだ20歳代でしたが余命は5年ぐらいだろうといわれ、志半ばで、自分の命が持たないかもしれない。そのときが一番苦しかったですね。そのときは病気を治すのが第一義でした。乗り越えられたのは家族と社員と多くのお客の笑顔が見たいという気持ちと、もちろん私の主治医です。拾った命なので精いっぱいがんばります」

 《続いて、ソフトバンクの成長戦略について男性株主が質問する》

 男性株主「モバイルインターネットナンバーワンとアジアインターネットナンバーワンとおっしゃってました。現在960社という投資をされた会社が、上場したときの評価額が今後評価されてくると思うが、利益としての株価に与える影響が見えにくい。わかりやすく説明していただきたい」

  • (1)「営業利益で1兆円を超え、国内トップになる」
  • (2)「有利子負債ゼロ達成より株主還元を」
  • (3)「モバイルネットは今から始まる。成熟産業ではない」
  • (4)「世界の人々から最も必要とされる企業に」
  • (5)「自然エネルギー事業は本業ではないが、日本を救う事例を作りたい」

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