2022年4月1日、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ、18歳、19歳の新成人は今まで保護者の許可なく開くことができなかった証券口座を、今年からは保護者の同意がなくても開くことが出来るようになった。
しかし、そういった自由が与えられたために、新成人は責任を負わなければいけなくなった側面もある。そんななか、今までは未成年として扱われていた18歳、19歳の新成人の新人投資家たちは何を思っているのだろうか。3人の新成人投資家に先輩投資家である私、北海道大学金融研究会所属・不破拓人が聞いてみました。
話しを聞いたのは以下の3人、皆まだ証券口座も開いていない新人投資家である。
投資をやろうと思ったきっかけは?
不破:まだ成人になったばかりなのに。3人はどうして投資に興味を持ったんだろう?
中川:僕は銀行預金の利率が少なすぎる!ってところが動機です。お金を株式に変えた方が得なんじゃないかと思って、始めようかなと。
伊豆:僕も同じです。親から「銀行の利子が昔より少ないから、預金以外の資産活用をしなきゃ、損をするよ」って言われ続けて…それで、投資を始めようかなと
不破:2人の投資の目的は、資産形成の色が強いんだね。中島君は?
中島:僕はお2人ほど立派な目標はなくて…ただお金が欲しいなと。
不破:いいじゃない。皆そんなもんだよ。
伊豆:僕もお金は欲しいです(笑)
中島:なんでお金が欲しいかっていうと、将来音楽を作る仕事に携わりたいと思っているんです。でも、甘い世界じゃないじゃないですか。だから、音楽以外でお金を稼ぐ方法を身につけたいなって。
不破:いや立派(笑)もっと何も考えてないのかと思った。