CAのここだけの話

CAも訪れるマニラの大人スポット 現地人愛用アプリで旬のフィリピンを (1/2ページ)

牧村エリカ
牧村エリカ

 SankeiBiz読者のみなさんだけに客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第73回はアジア系航空会社に勤め乗務3年目の牧村エリカがお送りいたします。

 みなさん、フィリピンを訪れたことはありますか? 今回はフィリピンへのフライトも多い航空会社で働くCAとして、首都マニラのおすすめスポットをご紹介したいと思います。お仕事やご旅行でマニラに足を運ぶ方々のお役に立てれば幸いです!

 まずはGrabとZomatoとティッシュをゲット

 ・配車アプリ Grab

 “フィリピン初心者”で、土地勘や慣習をご存知でない方には、まず配車サービスアプリ「Grab(グラブ)」をスマホに入れておくのがおすすめです。一定区間、定額で利用することができる簡単・便利なアプリなんですよ! 行き先を登録するだけで、定額でどこへでも行けるので、運賃のことでタクシー運転手と揉める心配もありません。フィリピンでは、運転手があまりお釣りを持ち合わせていないことが多く、タクシーの運賃を1000ペソや500ペソといった大きな額の紙幣で支払うのはやめたほうが良いでしょう。お金はなるべく細かく持っていると安心です。

 Grabは、他国でのUber(ウーバー) のようなもので、UberにUber Eats(ウーバーイーツ)があるように、オンデマンドの料理宅配サービス「Grab EATS(グラブイーツ)」などもあります。ホテルから出て食事に行くのが面倒な時でも、このアプリでたくさんのレストランからデリバリーを頼むことができます。デリバリー料金は一回当たり、日本円で100円ほどです。

 ・グルメアプリZomato

 レストランを探す際はグルメアプリ「Zomato(ゾマト)」がとても便利! 日本の「食べログ」のように、レストランの詳細やメニュー、またレビューなども見ることができ、事前に食べたいお料理を写真でチェックすることができます。英語のメニューではなかなか料理のイメージが分からない場合も多いので、このアプリはフィリピンでは特におすすめです。

 そして、お出かけの際の必需品はポケットティッシュです。高級なレストランやお店以外、お店の中の化粧室にはトイレットペーパーがないところが多いのです。

 私もよく行くマニラのおすすめ飲食店

 マニラは大都市なので、フィリピンの他の都市に比べて「レストランに困る」ということは少ないかもしれません。私がいつも友人や同僚と出かけるようなおすすめの飲食店3つをご紹介します。

 1. 並ばずにミシュラン一つ星の点心を味わう

 「Tim Ho Wan(ティム・フォー・ワン)」は香港でミシュラン一つ星に輝く香港点心専門店。安くて美味しく、東京では2号店がオープンした今でも行列が絶えません。フィリピンでは列に並ぶことなく、日本よりも割安で食べられるんですよ。

 2.フィリピン料理とラテン料理の融合

 ホテル「シャングリ・ラ ザ・フォート」の8階にある「SAMBA(サンバ)」は、南米料理をモダンにアレンジしたフュージョン料理。大人な雰囲気で、美味しい料理を楽しむことができます。

 3.秘密のドアから入る隠れ家的バー

 「The Back Room(バックルーム)」はとっておきのおしゃれバー。オトナが集う隠れ家的存在なんです。なんとこちらは、お店の入口がありません。こちらもSAMBAと同じくシャングリ・ラ ザ・フォートのグラウンドフロアにありますが、秘密の入口はグランドフロアの靴磨きのお店の横にある、“staff only” というドア。機会がありましたら、ぜひ秘密の入り口から入ってみてくださいね!

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