《今回の社長を目指す法則・方程式:「MBTI」》
こんにちは、経営者JPの井上です。社長を目指す上司の皆さんに問われるものの一つが「人物鑑定力」です。社員であれ、取引先であれ、人を見極め、付き合うのか付き合わないのか判断し、付き合う人たちを活かす力こそ、社長力の中でも必須の要件です。
そうは言っても、相手のことをどうやって見抜けばいいの? 自分の見方は正しいの? といった疑問もあることでしょう。これを科学的にサポートしてくれるのが性格検査です。これまで様々な種類の性格検査が開発され使われてきています。御社でも採用試験などで使われているものがあるでしょう。
前回、自分や相手の性格を知るためのパーソナリティ検査の代表格として「ビッグファイブ(特性5因子)理論」をご紹介しました。もうひとつ、グローバルで代表的なものとされメジャー企業を中心に長らく活用されてきたものに、「MBTI」があります。今回はこれを紹介しましょう。
私たちは4つの指標、16タイプで理解できる
「MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)」は1962年に米国のマイヤーズ(Myers,I)とブリッグス(Briggs,K)によって研究開発された、類型論に基づいた自己理解メソッドです。