CAのここだけの話

“裏技”で空港ラウンジ利用 カードや搭乗ランクに関わらずVIPに寛ぐ方法 (1/3ページ)

笹川沙楓
笹川沙楓

 SankeiBiz読者のみなさんだけに客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第62回は中東系航空会社勤務2年目の笹川沙楓がお送りいたします。

 旅行って計画している時からワクワクしますよね♪ 特に海外旅行だと、どこに行こうかな、何を食べようかな、お土産は何を買おうかな、とどんどん楽しみが膨らみます。

 計画は旅先でのことに集中しがちですが、飛行機に乗るまでの時間やトランジット(乗り換え)が快適で楽しいものであればもっと素敵な旅になるはずです! そこで今回は、目的地までの賢い過ごし方・楽しみ方をご紹介いたします。

あの時間が実は見落としポイント

 チェックイン後に搭乗までかなり時間がある、トランジットのために空港で長時間待たないといけない、そういう経験はありませんか?

 例えば、チェックインを済ませてから搭乗までの2時間。2つのフライトの間の5時間。重い手荷物や免税品を両手に持ち空港内をさまよったり、長い時間、レストランやカフェで時間を潰すのは大変です。トランジットの際は一旦空港の外に出て観光する手もありますが…。

 そんな時、私がいつも利用するのが空港ラウンジです。ラウンジは主にカードラウンジと航空会社ラウンジの2種類に分けられます。まず、それぞれどんな条件で使用できるかを整理してみます。

カードラウンジ 素敵な景色も楽しめる

 クレジットカード会社が提供するラウンジは、visaやmastercardなどのゴールドカードやプラチナカードを持っている方が利用できます。同行者も無料で入れます。ただし、日本国内のみで海外にはないのでご注意くださいね。

 また、カード会社によりますが、該当するクレジットカードを持っていなくても1000円ほど払えば利用することも可能です。このようなラウンジでは飲み物や素敵な景色が楽しめたり、wi-fiを利用することできます。

航空会社のラウンジ 搭乗までゆっくり

 航空会社が提供するラウンジは原則として、ビジネスクラスやファーストクラスに搭乗される方、またそのアライアンス(提携航空会社)会員が利用できます。

 保安検査場を通過した先に設置されていて、搭乗直前までゆっくりできるのもメリットです。外資系航空会社のラウンジはVIPな軽食や設備が整っていますので、ちょっとした憧れでもありますね。

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