SankeiBiz読者のみなさんだけに客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第57回はアジア系航空会社勤務1年目の新田祐子がお送りいたします。
私たちCAは毎月1000人以上のお客様と機内でお会いします。仮に1日に5人、新しい出会いがあったとしても、全世界の人に出会うには数十万年かかると言われる中で、なんともありがたい話です。今回は、日々様々な方々とお会いする私たちCAが、お客様の性別を問わず、お客様に「キュンッ」とときめく瞬間を3つご紹介します。
お返しの挨拶 with スマイル
ご存知の通り、ご搭乗・ご降機の際にCAはお客様にご挨拶をします。早朝フライトや深夜フライトのときは、眠い目をこすっていらっしゃるお客様、お友達とのご旅行に興奮気味のお客様、出張帰りなのでしょうか、ビジネススーツに身を包み少しお疲れ気味のお客様。本当にいろいろなお客様がおられます。
そんな中、私たちCAが「こんにちは、ようこそ」や「ご搭乗ありがとうございました。気をつけていってらっしゃいませ」とご挨拶した時に「こんにちは」「よろしくお願いします」、または「ありがとうございました」「お世話になりました」と返してくださるお客様がいらっしゃいます。それも爽やかな笑顔付きで。それはもう胸キュンです。性別、年齢に関わらず胸キュンです。
もちろん搭乗の際だけでなく、お飲み物を手渡した時に目を見てお礼を言っていただけた時などもたいへん嬉しいものです。笑顔とともに印象にも残ります。
こうした挨拶やお礼の言葉は、“CAをキュンとさせる方法”のうち、もっともハードルの低いものだと思います。もう自然に実行されている方も多いかもしれませんね。
外国人のCAにお返事するときは「Thank you」と一緒に「Wonderful!」とか「Perfect!」など使ってみるといいかもしれません。