SankeiBiz読者のみなさんだけに客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第56回は中東系航空会社で日本人CAとして乗務4年目のバーバリッチ真理がお送りいたします。
みなさまはご自宅での夜の過ごし方にルーティーンはございますか? 好きな映画や動画を視聴したり、パックをしながらストレッチをしたり、寝る前にベッドの上で腹筋をしたり…きっとそれぞれあるかと思います。本日は、私がフライト先のホテルで行っている寝る前の過ごし方についてご紹介します。
肌も体内も乾く 保湿にも時間をかける
機内の乾燥は私たち乗務員の悩みのひとつですが、お客様でも悩まれている方は少なくないと思います。フライト中は最低でも1~1.5リットルの水を飲むように心がけていますが、それでも身体の水分はかなり抜けており、特に長いフライト後は肌も唇も体内も大変乾燥しています。そのためフライト後の保湿にはなるべく時間をかけ、力を入れるようにしています。
滞在先のホテルで入りやすそうな浴槽があるときは、なるべくお湯に浸かるようにしています。入浴中は本を読んだり、音楽を聴きながらツボ押しグッズで首や腰、足の裏を押したりしています。
パサパサになった髪の毛 たっぷりのオイルで潤いを
入浴時のシャンプーとコンディショナーは、ドバイの自宅でも使っているアルガンオイル配合のものを使っています。南アフリカで見つけたお気に入りです。乾燥というと「肌」のイメージを持つ方も多いと思いますが、髪の毛もかなり乾燥してパサパサになります。美肌効果で有名なアルガンオイルは髪への美容効果にもとても良くかなり重宝しています。
髪を乾かした後はJILLSTUART(ジルスチュアート)のヘアオイルを髪全体になじませます。昨年友人から頂いて以来、香りがとても好きで愛用しています。香りが良いだけでなくとっても保湿力があり、広がらず、まとまりやすくなる上に寝ぐせも付きにくいです。(フライト時、髪の毛をまとめないショートヘアの私には寝ぐせは大敵です!)