働き方ラボ

幸せに働くために… 嵐の活動休止から学ぶ「転身」の流儀 (1/3ページ)

常見陽平

 とくに大ファンというわけではないが、ジャニーズがそれなりに好きだ。幼い頃からマッチさん(近藤真彦)のファンである。なんせ、たのきんトリオ(田原俊彦・野村義男・近藤真彦をこう呼んだ)世代なのだ。(常見陽平)

 「マッチ」と呼び捨てにせず、「マッチさん」と呼ぶのが私の流儀だ(ジャニーズ事務所の構成員のマネをしているだけなのだが)。デビューした頃の野島伸司ドラマ『人間・失格』にハマったこともあり、KinKi Kidsの二人にも熱い。自分自身も若い頃にジャニーズ事務所と新日本プロレスを受けなかったことをずっと後悔している。

 さて、嵐の活動休止という衝撃的なニュースが飛び込んできた。メインボーカルの大野智さんの強い意向を受けての活動休止だとのことだ。マッチさん、KinKi Kidsほど彼らに対しては熱くない。ただ、5人の構成員は好感度の塊のような人たちだし、活動休止のニュースに驚いたのは言うまでもない。「国民的アイドルグループ」というのはそういうことだろう。

 この記事を書いている2019年1月29日現在でも、様々な情報が飛び交っている。ただ、SMAP解散と比べるとバタバタ感や、スキャンダラスな臭いはない。「残念だけど、応援しよう」という空気感に満ちていないか。Twitter上で盛り上がった「#大野くんの夏休み」というハッシュタグも、この空気感を象徴している。彼らの代表曲風に言うならば「Happiness」が感じられる。

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