CAのここだけの話

デートの時間もない? 国際線CAの働き方を押さえておけば「成功率」はアップする

渡邉真由子
渡邉真由子

 SankeiBiz読者のみなさんだけに客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第104回は、アジア系航空会社で乗務5年目の渡邉真由子がお送りいたします。

CAがデートに使える時間はわずか!?

 CAは仕事で日本を長期間離れることが多いうえに、時差ボケや疲労でなかなかデートをする時間を作ることができません。オフの日はとことん休みたいと思っているCAたちですが、幸せな恋愛をするために日々奔走しているのです。

 この記事を読んでくださっている方の中に、もしかすると、「タイプのCAと出会ったけれどデートの誘い方がわからない」「連絡したもののなかなか返信が来ない」「どんな話題が盛り上がるのかつかめない」などなど、悩んだ経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 そんな男性諸君に朗報です。

 これからお教えするいくつかのポイントを押さえておけば、素敵な展開が待っているかも!?

1.スケジュールを把握しよう

 国内線CAか国際線CAかでスケジュールが微妙に違います。友人で国内線を主に乗務している子に話を聞くと、国内線は「4勤2休(4日間働いて2日間休む)」のシフトがほとんどなので、予定の予測がしやすい、とのことでした。

 私のような国際線CAはそうはいきません。最終到着地の国によっては時差が大きくあったり、逆に近くの国との往復だったりします。必ずしも4勤2休のシフトではないので、スケジュール発表日まで予定が読めないのが特徴です。

2.デートのお誘いは、スケジュール発表日に

 日系と外資系を問わず航空会社のほとんどは、毎月20日~26日の間に翌月分のスケジュールをまとめて発表します。1カ月のオフは約10日で、基本的に不定休なので、土日にオフがついていない月もしばしば。

 ひと月に10日のお休みは「一般的」あるいは「多い」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、次の日が早朝発の便だったり、前日の深夜便で帰国だったり、さらに時差ボケもあったりで、丸一日オフを満喫できるのはそのうちの3日ほどです(CA自身の体力にもよりますが…)。

 たった3日しかない貴重なオフの予定は、スケジュール発表とともにすぐに埋まってしまうと考えて間違いないでしょう。

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