元受付嬢CEOの視線

ゴルフのおかげで起業 受付嬢時代に単純な理由で始めた趣味の意外な効能

橋本真里子
橋本真里子

 同性同士であれば、プレー後に一緒にお風呂に入り、リラックスした時間まで共有することができます。普段話せないようなことも、なんとなく話せるような気分になるかも知れません。

自分を戒めたり 時には褒めたり

 先ほど「ゴルフは自分との戦い」とお伝えしました。これが私にとって自分と向き合うという意味で重要なポイントになっています。

 ゴルフをする方は共感していただけるかも知れないですが、ゴルフって何か一つが欠けてもいいショットが出ないんですよね。欲を出すとミスショットにつながったりします。こうして一球一球に向き合い、その結果で自分を戒めるのです(笑)いいショットができれば、「肩の力を抜いたほうがやっぱりいい結果になるな」なんて思いながら、自分を褒めたりします(笑)

 ゴルフには老若男女、誰でも楽しめるというメリットもあります。仕事だけでなく、夫婦や家族で楽しむことができます。近年は女性のゴルフウェアも非常に種類が豊富で、ファッションとしても楽しめる一面もあります。

 ビジネスツールとしても非常に有効でありつつ、プライベートでも充実を図ることができるスポーツ。ぜひ皆さんにも興味を持っていただき、自分なりのゴルフの楽しみ方を見つけてもらえたら嬉しいです。

橋本真里子(はしもと・まりこ)
橋本真里子(はしもと・まりこ) ディライテッド株式会社代表取締役CEO
1981年生まれ。三重県鈴鹿市出身。武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)英語英米文学科卒業。2005年より、トランスコスモスにて受付のキャリアをスタート。その後USEN、ミクシィやGMOインターネットなど、上場企業5社の受付に従事。受付嬢として11年、のべ120万人以上の接客を担当。長年の受付業務経験を生かしながら、受付の効率化を目指し、16年にディライテッドを設立。17年に、クラウド型受付システム「RECEPTIONIST」をリリース。

【元受付嬢CEOの視線】は受付嬢から起業家に転身した橋本真里子さんが“受付と企業の裏側”を紹介する連載コラムです。更新は隔週木曜日。アーカイブはこちら

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