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「ムネオ節」炸裂…立民議員の言動に「限度を超えている」 議場騒然

 日本維新の会の鈴木宗男氏は18日の参院予算委員会で、立憲民主党の小西洋之氏が10日の予算委で質問に立った後輩議員に質問通告をしていなくても「嘘でもいいから通告したといえばいい」などと発言したとして、山本順三委員長に問題提起した。さらに、閣僚を激しい言葉で批判する小西氏や同党の森裕子参院幹事長の言動を「限度を超えている」と訴え、議場は「ムネオ節」に騒然となった。

 「3月10日の予算委で、(立民の)田島麻衣子氏の質疑が中断したときに、小西氏から『嘘でもいいから口頭で通告したといえばいい』と発言があった。これは問題だ」

 鈴木氏は質問の冒頭、インターネットの動画などで広まっている小西氏とされる発言への見解を山本氏にただした。山本氏は「私は音声を確認していない」と応じたが、鈴木氏はさらに、「森氏は12日の予算委で武田良太総務相を嘘つき呼ばわりした。こういうことは(無礼な発言を禁じる)国会法に触れる」と畳みかけた。

 さらに、「小西氏は深夜でも(質問準備のため)役所に電話をして(職員が)体調を崩したという情報も寄せられている」とも指摘。立民側からは「めちゃくちゃだよ」とヤジが飛んだが、鈴木氏は「『めちゃくちゃだ』という方がいるが、私はめちゃくちゃだという方がめちゃくちゃだ」と意に介さず、「私は職を賭して勝負してもいいぐらいだ。無責任で言っているんじゃない」と「ムネオ節」を炸裂(さくれつ)させた。

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