海外情勢
インド、拝火教徒「鳥葬」に変化の波 猛禽類減少で処理追いつかず
このため信者の中には電気式の火葬場を選ぶ人も出てきており、全体の2~3割に上っているとされる。50代の男性信者は「親族も自分も、遺体が粗末な扱いを受けるのは耐えられない。火葬を認めるべきだ」と話す。
電気式の火葬でも「教えに反する」と反発する司祭もおり、対応は定まっていない。伝統を重んじるミストリーさんは「火葬を選ぶのは教義を理解していないからだ」と、不快感をあらわにした。(ムンバイ 共同)