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“友人”に冷たかった韓国 フィリピン支援めぐり国内からも批判の声

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“友人”に冷たかった韓国 フィリピン支援めぐり国内からも批判の声

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 フィリピン中部を襲った台風30号による死者が4千人を超えた。被災地ではいまだに行方不明者の捜索と被災者の救援活動が続く。各国が緊急支援に乗り出している中で、動きが鈍かったのが韓国と中国だ。

 中国にとってフィリピンは南シナ海の領土問題をめぐって対立する相手国だが、韓国は米英仏と台湾に次いで国交を結んだ親密な間柄だという。韓国国内でも批判の声が上がり、「被災国への支援や関心を国によって変える韓国」などと題する記事も登場した。

 友人が困ったとき、手を差し伸べるのは少しだけ…

 11月8日にフィリピン中部のレイテ島に上陸し、未曾有の被害をもたらした台風30号を受け、韓国は500万ドル(約5億円)の緊急支援を行うことを決めた。14、15日には約8千万円分の毛布やテントなどを現地に送った。16日には輸送機2機をレイテ島タクロバンに派遣している。

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