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人気の「しまかぜ」京都-伊勢志摩で定期運行 集客効果見込む
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近鉄の新型特急「しまかぜ」=大阪府東大阪市(渡守麻衣撮影) 近畿日本鉄道が、新型観光特急「しまかぜ」を来年秋にも京都と伊勢志摩の間で定期運行させることが25日、分かった。しまかぜは3月に大阪、名古屋と伊勢志摩を結ぶ路線で運行を始め、連日ほぼ満席。有数の観光地である京都からも集客が見込めると判断した。
近鉄京都(京都市)と賢島(三重県志摩市)の間を土日を中心に1日1往復する。同区間の料金は特別料金を含め5千円強となる見込み。1編成(6両)を新たに製造するため、運行開始は来秋になる見通しだ。
しまかぜは3月21日に大阪、名古屋と賢島を結ぶ路線で運行を開始した。ゆったりとした座席に大きな窓を備え、「ぜいを極めた」作りが大きな人気を呼んでいる。
近鉄は「西日本から新幹線で訪れる利用者が、京都経由で乗車する需要も見込まれる」とみている。