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今が不動産投資のベストタイミング 投資用マンション開発のSYLAを率いる湯藤善行社長に聞く
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不動産投資の魅力について語る、投資用マンション開発のシーラ社長の湯藤善行(ゆとう・よしゆき)さん=2014年1月10日(提供写真) 東京が熱い。2020年の五輪開催が決まり、競技施設や交通網の整備がこれから急ピッチで進む。リニア新幹線の開通を見込んで、人も経済もどんどん集まってくる。そんな東京への追い風を受けて、今が不動産投資のチャンスだと訴えるのが、投資用マンション開発のSYLA(シーラ)を率いる湯藤善行(ゆとう・よしゆき)社長(37)だ。2月1日には都内でマンション経営セミナーを開いて、不動産投資の魅力を話す。
10年に既存の会社をM&Aする形でシーラを立ち上げ、投資用マンションの分譲を始めた湯藤社長。新宿区や港区、千代田区といった都心部でマンション開発を手がけ、今も大田区下丸子や横浜市で物件を提供して、好調な引き合いを得ている。
好立地な上に、大学で建築学を専攻した湯藤社長の目にかなった高品質の物件だから、ということも売れている理由だが、より大きいのは「今が不動産投資の絶好機」ととらえ、顧客の身になって提案してきたこと。
「日本経済は本当に危険なところに来ています。年金制度や社会保障制度は崩壊し、消費税も上がっていく。自分なりのポートフォリオを作って資産運用をしていかなくては、間違いなく生きていけなくなります」。
売るための脅し文句ではない。「政府が目標に置くインフレ率2%の成長が10年続くと、貨幣価値は二十数%目減りします。インフレ局面ではモノを持っていた方が有利なんです」。不動産ならインフレに強く、株のように大きく値動きすることもない。「いったん買ってしまえば、後の手間暇がかからないんです」。
円安も進んでいる。「1ドル120円くらいになったら、海外投資家の買いが一気に進むでしょう」。そして東京五輪。「鉄道や道路の工事が進み、大規模な複合施設やホテルの開発も渋谷や銀座、六本木といった都心部で行われます。円安で海外から輸入される資材の値段も上がります。職人の数も足りません。何年かのうちに建築費が2倍になってもおかしくありません」
だから今、不動産投資なのだと湯藤社長は訴える。「不動産価格が底値にある上に、歴史的な低金利で銀行が低い金利でお金を貸してくれる今がベスト。このタイミングに乗らないでいつ乗るの? ということです」。
不動産なら何でも良い訳ではない。「大事なのはどこで買うか、そして誰といっしょにやるか」。相続税対策として、地方にアパートを建てれば高利回りが得られると誘う業者もあるが、「借金して建てても、賃貸がつかなければ大損。東京の一等地なら稼働率が98%くらいあるから、最初の投資が多少高くなっても最終的には良いんです」。
顧客の身になって考えてくれるパートナーを見つけ、最良の物件を選んでベストタイミングで投資する。「安心と愛と感動で世紀を超えて永続する」ことを企業理念に、プロたちが一流のサービス精神で顧客に向かうシーラなら、パートナーとして顧客の要望に応えられると訴える。
創業から間もなく、知名度はまだあまり高くはないが、手がける案件がすぐに完売になるなど、確実に実績を積み上げている。昨年(2013年)には楽天ゴールデンイーグルスのスポンサーになってシーラナイターも開催。球団の躍進とともに存在感も高まった。夢は「ニューヨークやパリにデザイン性の優れたマンションを建てて高い評価を得ること。そうなれば自分たちの仕事の価値、そしてお客様の資産の価値がぐっと上がりますから」。今の躍進ぶりから見れば、その日が訪れるのも、遠い話ではないかもしれない。
≪2月1日にマンション経営セミナー≫
シーラが2月1日に都内で開催する第6回マンション経営セミナーは、「今こそ資産を守るための対策を」というテーマで、不動産投資のポイントなどを専門家が話す予定。資産運用を考えている人や、私的年金に興味のある人、節税対策をしたい人、少ない自己資金をどこに投資したら良いか迷っている人に、投資先を選ぶ上で大切な情報を教える。
セミナーにはフィナンシャルプランナーとして活動し、都内に約100室の物件を持つ北野琴奈さんが特別ゲストとして登壇する。マンション経営に役立つ情報を集めた冊子のプレゼント、シーラが展開する物件の先行案内も行う。受講は無料で人数は先着70人。予約制でインターネット(http://syla.jp/seminar/seminar.html)や電話(0120・406・104、受付時間は月-金:午前10時から午後7時)で申し込む。(SANKEI EXPRESS)