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エンタメトラの威を借るライオンになる 岸谷五朗、森雪之丞 ミュージカル「ＳＯＮＧ ＷＲＩＴＥＲＳ」
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俳優の岸谷五朗（４９）が演出、作詞家の森雪之丞（５９）が脚本・作詞などを手がけた新作ミュージカル「ＳＯＮＧ ＷＲＩＴＥＲＳ」が１０月３０日まで、シアタークリエ（東京）で上演中だ。「これまで（ミュージカルの本場・米国の）ブロードウェーで５０本は一緒に見た」（森）という２人が目指すのは、世界に通用する日本発のオリジナルミュージカル。開幕の（１０月）５日、森は「ブロードウェーには良さもあれば、足りないものもある。トラの威を借るキツネ、ではなく、トラの威を借るライオンになる」と意気込みを語った。
物語の舞台は、まさに“虎穴”であるブロードウェー。自信過剰な作詞家エディが、世界を驚かせるミュージカルを作ろうと夢中で脚本を書くうち、ストーリーの中に入ってしまうという物語だ。エディを演じるのはジャニーズ事務所の俳優、屋良朝幸（３０）。共演は中川晃教（３０）、島袋寛子（２９）、武田真治（４０）ら。今回、演出に徹する岸谷は「オリジナルキャストに個性豊かな人々を迎えることができた」と期待を寄せる。
ジャニーズの舞台やコンサートで振り付けを手がけ、ダンス力に定評がある屋良は「現代から７０年代のものまで劇中のダンスは幅が広い。全力で楽しみたい」。問い合わせは、劇場（電）０３・３５９１・２４００。（ＳＡＮＫＥＩ ＥＸＰＲＥＳＳ）