テレワーク生活にもすっかり慣れ、家にいる時間が増えたという方が多くいらっしゃいます。では、在宅時間の増加に伴って夫婦の仲は良くなっているのでしょうか?
11月22日の「いい夫婦の日」にちなんだアンケート調査の結果(明治安田生命保険相互会社、2021年11月15日公表)に、夫婦仲良くいるためのヒントがありました。
- 夫婦仲を左右するのは、在宅時間の過ごし方
- 夫婦円満の秘訣は共通の趣味をもつこと
- 配偶者から最も言われたい一言は「ありがとう」
今回は、このアンケート結果をもとに、夫婦関係を円満に保つために我が家が取り組んでいること3つをご紹介します。
1. 在宅時間を家族のために使う
先ほどのアンケート調査によると、 夫婦仲が良くなった人は“家族“のために過ごす時間が多いのに対し、仲が悪くなった人は“自分”のために過ごす時間が多い傾向にあるのだそうです。
そこで私は夫に、一日の自由時間の中で「10分間」、家族のために使ってもらうようお願いしてみました。夫が実際にやった項目の中で特に妻である私が「嬉しい!」と感じたのが以下3つです。
(1) 子供の自転車の練習に付きそう
単純に妻は日焼けが嫌なのと、中腰で子供の自転車を押すのがつらいので、夫が率先して動いてくれて本当に助かりました。
(2) 夫主導で子供に洗い物を教える
子供はもちろん、夫自身も「ごはん粒が固くなるとこんなに取れにくいのだな」など知ってもらえるので妻としては一石二鳥です。
(3) 壊れた家具を修復する
障子の破れを修復する、などの家具の修復を夫が主体となって、壊した子供にレクチャーしてもらっています。
2. 夫婦で共通の趣味を持っていますか?
夫婦仲が良くなった人は「家族のための時間を大切にしている」という傾向が高いことはわかりました。では夫婦で共に過ごす時間についてはどうなのでしょうか。
先のアンケートによると、夫婦間で共通の趣味があるか? という質問に対して、夫婦円満の人で「ある」と答えた人が61.7%なのに対して、夫婦円満でない人の中で共通の趣味がある人は13.0%という結果でした。やはり、共通の趣味を持つことが夫婦円満の鍵になりそうです。
さらに、夫婦円満の人に夫婦間の共通の趣味が何かを聞くと、「旅行」(49.4%)、 「映画鑑賞」(26.8%)が共通の趣味として人気がありました。
私たち夫婦の共通の趣味はズバリ、「キャンプ(車中泊)」です。
時間さえあれば家族でキャンプに行きますが、キャンピングカーで目的地まで行ったところ雨が降ってきたので外で遊べないこともありました。車内で、家族みんなでマンガを回し読みするだけ、なんて日もありました。それでもみんなで同じ空間で同じことをして感動できるのはとても楽しいですね。