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プロ野球阪神が入場券の先行発売見合わせ 巨人は当面5千人維持

 新型コロナウイルスの感染再拡大で、8月から収容人員の50%まで動員可能とするイベント制限の緩和を政府が再検討する可能性があり、プロ野球の各球団も対応を迫られている。

 入場者数を1万8千人に引き上げる計画だった阪神は緩和時期の見直しを想定し、21日に始まる予定だった8月6日までの試合の先行販売を一時見合わせた。巨人も1万9千人への拡大を凍結し、当面5千人を維持する方針。山口寿一オーナーは「東京を中心に感染者が増えている。5千人を前提として、仮に許されるのなら前売りのチケットを増やしていく」と述べた。

 中日と西武は販売を見合わせ、政府の判断を待っている。2万人で販売を始めたソフトバンク、1万5千人で22日から先行販売するオリックスも、政府が方針を見直せば対応する構え。日本ハムは既に独自の判断で2万人に拡大する予定を改め、8月9日までは5千人を維持する。

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