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婚活の新潮流「パーソナル婚活」とは 個性尊重の平成ジャンプ世代とアドバイザーが“伴走”

 昭和に生まれて、未婚のまま平成の時代を飛び越え、令和の世を迎えた独身者…誰が呼んだか「平成ジャンプ」。その多くは、結婚へのプレッシャーや焦りを感じながらも「婚活」に取り組んでおらず、婚活をしない理由として「なんとなく面倒」を挙げていることが結婚相手紹介サービス「Pairsエンゲージ」が行った調査で分かった。ご近所や職場の“世話焼き”が減った今、ジムでトレーナーからアドバイスを受けるように、専門家と二人三脚で臨む「パーソナル婚活」が脚光を浴びているという。

 Pairsエンゲージは9月21日~23日、30代の未婚の男女を対象に、婚活をテーマにした全国規模のインターネット調査を行った。調査サンプル数は男性500人、女性500人で合計1000人。ニッセイ基礎研究所が監修を担当した。11日に開設した「パーソナル婚活研究所」で結果を公開している。

 国立社会保障・人口問題研究所によると、30代の未婚の男女の約8割は結婚したい意向があるという。だが、Pairsエンゲージの調査では男女1000人のうち797人が婚活をしていなかった。この797人に婚活をしていない理由を複数回答方式で聞いたところ、1位は「なんとなく面倒」(47.1%)で、2位は「どう始めていいのか分からない」(40.7%)。結婚したい意向はあっても、婚活に対するイメージが漠然としているため及び腰になっている人が一定数いる実態が浮かび上がった。

 一方、婚活をしながら悩みを抱えている人も多い。同調査では、婚活に取り組む203人の79.3%が婚活にストレスを感じていた。「非婚活時と婚活中で、どのようなことにストレスを感じましたか」と聞くと、非婚活時と婚活中の両方で「自分自身の結婚に対するプレッシャー」を感じるという意見が多かった。

 さらに、婚活をやめてしまおうかと考えたことがある153人に“婚活ストレス”の対処法を聞くと、4人に1人が「友人・家族に話して共感してもらう」と回答。「婚活に悩んだ時、専門的な相談先が必要だと思いますか」という質問には、男女1000人の75.4%が「必要だと思う」と答えている。悩める平成ジャンプ世代は、専門機関のサポートを求めていると言えそうだ。

アドバイザーと“伴走”する婚活

 婚活に積極的になれない人、婚活の悩みやストレスを誰かに相談したい人の支えとして注目されているのがパーソナル婚活と呼ばれるものだ。一人一人のニーズに合わせて専門家からアドバイスをもらえるのが特徴で、今回調査を行なった「Pairsエンゲージ」を含め、昨今注目を浴びている婚活スタイルだという。

 男女1000人に聞いた調査で、パーソナル婚活に魅力を感じると答えたのは58.5%。魅力に感じたポイントを複数回答方式で聞くと、「自分のニーズにあわせて相手を紹介してくれる」(78.1%)、「必要な時に、相談できる先がある」(75.7%)、「時間や場所を選ばず自由度が高い」(74.9%)、「パーソナルトレーナーのように、一人一人にあったアドバイスが受けられる」(68.7%)、「短期間で結果を出す」(61.4%)の順に多かった。

 なぜパーソナル婚活が時代の潮流に乗ったのか。ニッセイ基礎研究所の生活研究部主任研究員、久我尚子氏は、平成ジャンプ世代の30代は自分や他者の個性を重視し、多様性を柔軟に受容する傾向があると指摘。「平成ジャンプ世代の『婚活』は、より一人一人の個性や価値観に沿ったサポートが求められるのではないでしょうか」と考えを述べた。

 また、技術革新によってさまざまなパーソナル市場が伸長していく中で、「婚活を行う一人一人の価値観やライフスタイルに合わせて伴走してくれるアドバイザーやサポーターが存在する。そんな『パーソナル婚活』が今後の婚活市場を支える一つのキーワードになるのかもしれません」と見通しを語っている。

(提供 株式会社エウレカ)

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