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機長が規定時間過ぎ飲酒、口裏合わせ依頼 全日空系のANAウイングス

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機長が規定時間過ぎ飲酒、口裏合わせ依頼 全日空系のANAウイングス

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 全日空グループのANAウイングスの40代男性機長から乗務前、アルコール反応が出た問題で、全日空は8日、機長が社内規定に反し、乗務の12時間前を過ぎても飲酒していたと発表した。飲酒の席には30代の男性副操縦士もいたが機長は口裏合わせを依頼。2人は当初、嘘の説明をしていた。

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 機長は交代し、那覇発大阪行きの104分など計5便に遅れが出た。同社は2人を乗務から外しており、今後厳しく処分するとしている。国土交通省にも調査結果を報告した。

 全日空によると、機長と副操縦士は、3日午前7時10分の大阪発宮崎行きに乗務予定だったが、機長は大阪市内の飲食店で、2日午後9時半ごろまでビールやハイボールなど計4杯を飲んだ。副操縦士はビールなど2杯を飲み、午後7時ごろに飲酒をやめた。機長に規定の時間を過ぎることを指摘したが、同席し続け、午後10時ごろ、2人で一緒に退店した。

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