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関空の10月総旅客数16%増 宣言解除で国内線が回復

 関西エアポートは25日、関西国際空港の10月の利用状況(速報値)を発表した。国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比16%増の34万7087人となった。コロナ前の前々年比では86%減だった。

 9月末に新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言などが全都道府県で解除されたことから、国内線を中心に9月より約8万5千人増加し、今年ではお盆時期の8月(35万6167人)に次ぐ水準となった。

 総旅客数のうち国内線は前年比18%増の32万9026人で、コロナ前の約6割まで回復した。一方、国際線は入国制限が継続しているため、旅客数は前年比10%減、前々年比99・1%減の1万8061人と、なお低い水準にとどまった。

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