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ドラッグ業界「日本一へ」 ココカラ、マツキヨ、経営統合に意欲

 ドラッグストア大手のココカラファイン(横浜市)とマツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市)は22日、経営統合の協議について東京都内で共同記者会見を開いた。マツキヨの松本清雄社長は統合により「日本一に返り咲きできる。1兆円を維持しながら、アジア一番のドラッグストアになりたい」と意気込んだ。ココカラの塚本厚志社長はマツキヨについて「とても優れた商品開発力や店舗運営力がある」と評価し、統合に期待感を示した。

 業界7位のココカラと5位のマツキヨが統合すれば売上高は1兆円規模となり、ツルハホールディングスや、イオングループのウエルシアホールディングスを抜いて業界首位となる。

 ココカラを巡っては、業界大手のスギホールディングス(愛知県大府市)も経営統合に向けた協議を持ち掛け、マツキヨとの間で取り合う形となっていた。第三者の特別委員会の答申を受けた後、14日にココカラはマツキヨとの統合協議開始を発表していた。

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