乗るログ

4WDの聖地に“凱旋” スバル・フォレスターで山形の雪路を行く

SankeiBiz編集部

 今回の【乗るログ】は山形県の雪道を舞台にスバルのSUV「フォレスター」を試乗してきた。国産4WDにとって雪上テストの“聖地”とも呼べる月山(がっさん)周辺の大自然の中で、マイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」の感触を確かめながらスノードライブを楽しんできた。(文・写真 大竹信生/SankeiBiz編集部)

 羽田空港から飛ぶこと約50分、目的地の山形県・庄内空港に到着した。辺りは一面の銀世界。今回参加したのはスバルが主催するドライブイベントだ。自動車メーカーによる雪上試乗会は通常、人工的に造り上げたクローズドコースを使ってスタッフが同乗するのが一般的だが、今回は雪の積もった公道を舞台に、所定のスタート/中継点(乗換ポイント)/ゴール地点以外は経路を問わない自由度の高いコース設定だった。豪雪地帯としても有名な山形県。雪山でスタックしたり、事故を起こすことも十分に考えられる。スタッフを伴わない単独試乗のため、広報車にはIP無線機が積んであったくらいだ。

 マイルドHVとガソリン車に試乗

 今回試乗した新型フォレスターはパワートレーンの異なる2モデルだ。スタート地点となる酒田市内のホテルから中継地点までを結ぶ第1区間は、水平対向4気筒2リッター直噴エンジンとモーターを組み合わせたe-BOXERを搭載した「Advance」グレードに試乗。中継地点と山形駅をつなぐ第2区間は、2.5リッターのガソリンモデル「X-BREAK」をドライブした。どちらのモデルもブリヂストンのスタッドレスタイヤ「ブリザックVRX2」を装着しており、雪上区間を含む計170キロのロングドライブに向けて準備は万全だ。

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